o
西
= or; Campana I、II o Pianoforte 鐘(I、II)またはピアノ。
obbligato オッブリガート 助奏と訳されている。主旋律に対して協奏する独立した旋律で対旋律ともいう。本来、絶対省くことができない声部をいう。= obligat(独)、oblige(仏オブルジェ);[略 obb.]
oben オーベン 上に、先頭に。wie oben 前のように、上のように。[略 W.O.]⇔ unten;
ober オーバー = over;
oberdominante オーバードミナンテ 上属音、第6音。
oberek オベレック ポーランドの急速な3拍子舞曲。ショパンのピアノ曲「マズルカ」にも使われる。
oberstimme オーバーシュティンメ 上声部。(旋律を受け持つ高音声部);
obertaste オーバータステ 黒鍵。
obertonkontrolle オーバートーンコントロレ 音色調整。
oberwerk オーバーヴェルク オルガンの上段鍵盤。= swell organ;
oblique mortion オブリック・モーション 斜進行。(2声で同音の進行に対して他声が斜めの動きとなる進行);
oboe


西
英オーボー
独伊オーボエ
西オボエ
オーボエ。= hautbois(仏オブワ);
oboe contralto オーボエ・コントラルト イングリッシュ・ホルン。= corno inglese、cor anglais;
oboe d'amore オーボエ・ダモーレ オーボエの A 管に当たり、サイズは多少大きい。ベル部はコーラングレのように丸くふくらみをもつ。バッハが好んで使った。
obra 西 オブラ 作品。
obscur オプスキュール あいまいな、不明瞭な。
ocarina オカリーナ オカリナ。〈小さなガチョウ〉の意。陶器でできた鳩笛。
octave
オクターヴ 8度音程。= octava(伊)、octavo(西オクタヴォ)、oktave(独オクターフェ);
octave juste オクターヴ・ジュスト 完全8度。
octavflote オクターフフロェーテ ピッコロ。
octet オクテット 8重奏。octette = octuor(仏オクチュオール);
od オド = or;
ode オード 頌歌。
ode-symphonie オード・サンフォニー 合唱付き交響曲。
oder オーダー ....かあるいは、または。
oeuvre エーヴル 作品。= opus;
oeuvre posthum エーヴル・ポステューム 遺作品。posthum〈遺作〉の意。
off beat オフ・ビート 4/4 拍子において、第1と3拍目にアクセントをおくクラッシック音楽の常識に対して、裏拍にアクセントをつけるジャズ演奏のアクセントのおき方をいう。= after beat、down beat;
offen オッフェン 開く。= open;
offen saiten オッフェン・ザイテン 開放弦。= leere saiten(レーレ)は〈から〉の意。= open string;
offenem pedal オフネム・ペダル オープン・ペダル。
ogni オーニ 全ての、それぞれの。
ognuno オヌノ 各々、みんな。
ohne オーネ [前置詞]...なしで。= senza、sans; begleitung ohne 伴奏なしで。
ohne begreitung オーネ・ベグライトゥンク 伴奏なしに。
ohne dampfer オーネ・デンプファー 弱音器なしで。覆わないで。
ohne kloppel オーネ・クルッペル 鐘を鳴らす舌を使用しないで。
ohne schellen オーネ・シェレン 鈴を鳴らすことなしに。
ohne schnarren オーネ・シュナーレン 響き線なしに。= snare off;
ohne schnarrsaiten オーネ・シュナールザイテン 響き線なしに。
ohne sordine オーネ・ゾルディーネ 弱音器なしに。= senza sordino; [略 S.S./S.sold.]
ohne worte オーネ・ヴォルテ 歌詞なしに。
ohrenquinten オーレンクインテン 隠伏5度。〈耳の5度〉の意で、5度の目立つ響きは耳で判るということから名付けられる。
oktett オクテット 8重奏(唱)。
oldie オールディー 昔はやった流行歌。
oldies オールディーズ (昔懐かしい)流行歌。ナツメロ。golden olies;
ole 西 オーレ 3/8拍子のスペインの舞曲。
ombra オンブラ 〈陰〉の意。表情を付ける際の陰影。
ominously アミナスリー 不吉な兆しを漂わせて。
omnes オムネス 全員で。
omnibas オムニバス CDやレコード、映画など短編を組み合わせて編集されたもの。=compilation;
ondeggiando オンデジャンド 波音。弦楽器の一奏法。
ondes martenots オンド・マルトノ モーリス・マルトノによって1922年に発明された電子鍵盤楽器。外見はチェレスタに似て、5〜7オクターブのものまであり、三種のスピーカーにより多様な音がつくれるが、和音を弾くことはできない。オネゲル作曲「ジャンヌ・ダルク」メシアン作曲「トゥランガリラ交響曲」で使用されている。
ondulation オンドゥラション = ondeggiando;
one-line octave ワン・ライン・オクターヴ 一点ハ(中央のハ)より一点ロ音までの各音。《参》低音部譜表の、ハ〜ロ音。(一点ハよりオクターブ低い各音)= smoll octave;
ongarese オンガレーゼ ハンガリー風の。= ungarisch(独ウンガリッシュ)、hongrois(仏オングルワ);
ongle オングル 爪。avec les ongle 爪で。
op. オプス opus の略。〈作品〉の意。17Cの後半より一人の作曲家の全作品を年代順(出版順)に付けられた。ハイドンやモーツァルトにはなく、クレメンティやベトーヴェンに至って番号付けられるようになった。
oper オーペル 歌劇。
opera オペラ 歌劇。正しくは、opera in musica;
opera comique オペラ・コミック オペラ・ブッファと同義。喜歌劇。
opera buffa オペラ・ブッファ オペラ・セリアと対峙する18C前半に生まれた歌劇で一般に喜歌劇と称している。buffa〈おどけた〉の意。
opera seria オペラ・セリア オペラ・セリア(正歌劇); 《参》semiseria 18Cのオペラ用語で、喜歌劇要素を加味したセミセリア。
operetta オペレッタ オペレッタ。19C後半〜20C前半にかけてオフェンバック(仏)、ヨハン・シュトラウス子、ズッペ(オーストリア)などにより黄金期をとなった。=light opera;
operistica オペリスティカ オペラ的。
opernfuhrer オーペルンフューラー 歌劇の筋書き。
opernsanger オーペルンゼンゲル 歌劇俳優。
ophicleide オフィクレイド 1821年フランスのアラリによって考案した有鍵の最大のビューグル。
oppose オポゼ ...と反対の。a l'oppose(de)(...と)反対に。
oppure オップーレ あるいは、それとも。=ossia、ovvero;
opus オプス/オーパス #NAME?
opus postumum オプスポストゥムム 遺作品。
oratorio オラトーリオ 聖譚曲。主としてキリストに関する素材を取り扱った音楽劇だが、オペラのような衣装や演技を伴わず、独唱、合唱、管弦楽のために作曲された楽種。カンタータとの区別は必ずしも明瞭でない。宗教的素材によるヘンデル作曲「メサイア」と世俗的素材によるハイドン作曲「天地創造」「四季」に二分される。
orchester オルケスター @オーケストラ。Aステージ後方の客席または奏楽席。《参》ホールによっては、ステージ後方の席は、オーケストラの後ろにポディウム、二階席のオーゲルバルコンがある。(例:ムジークフェライン・ザール);
orchesterstimme オルケスターシュティンメ オーケストラ楽器の個々の楽譜。
orchesterstuch オルケスターシュテュック 管弦楽曲。
orchestra オーケストラ Orchester(独オルケステル)、orchestra(伊)、orchestre(仏オルケストル);
orchestra box オーケストラ・ボックス オーケストラ・ピット。
orchestra bells オーケストラ・ベルズ グロッケン(鉄琴)。
orchestrate オーケストレート オーケストラ用に編曲(作曲)する。
orchestration オーケストレーション 管弦楽法。= instrumentation;
orchestrieren オルケストリーレン 管弦楽法。
orchestre オルケストル オーケストラ。(劇場の)一階前方の座席。
ordinaire オーディネール 通常の。[略 ord.]a l' ordinaire 通常演奏するように。
ordinario オルディナーリョ 普通の。tempo ordinario 4/4 拍子。
ordre オルドゥル イタリアのパルティータと同義で組曲をいう。
organ オーガン ヨーロッパでオルガンといえば、パイプ・オルガンのこと。日本でいう箱形オルガンは、リード・オルガン(アメリカン・オンガン)、ハルモニウム(独)と称して区別する。Reed organ、Harmonium;
organ point オルガン・ポイント ペダル音ともいう。バスが同度音を長くのばし続けること。= orgelpunkt(独オルゲルプンクト);
organo di legna オルガーノ・ディ・レーニャ シロフォン、木琴。= silofono;
orgel オルゲル オルガン。
orgelbalkon オルゲルバルコン ステージ側のポディウムの上の二階席でオルガンの横になる客席。(例:ムジークフェライン・ザール);
orgelpunkt オルゲ泣vンクト 通奏低音。オルガン・ポイント。=pedal point、pedal tone;《参》ベルリオーズ作曲「ファウストの劫罰」の「妖精の踊り」は全曲通じてD音で貫かれている。
original version オリジナル・ヴァージョン 原典版。originalfassung、urtext(独);《参》国際ブルックナー協会出版された原典版は、ノヴァーク版という。(一部ハース版);
orlo オルロ 縁、リム。
orquesta 西 オルケスタ オーケストラ。
orquestacion 西 オルケスタシオン オーケストレーション。
oscillarto オスチラルト 振動する。ヴィブラフォーンのモーターを回転させる。
oscuro オスクーロ 暗い、どんよりした、闇に包まれた。oscuramente 暗く、ぼんやりとおぼろに。
osservanza オッセルヴァンツァ 注意。守ることがら。
ossia オッシァ ...あるいはまた。楽曲で、演奏が困難な部分を平易な楽譜を「...あるいはまた」として表示する。=oppure、ovvero、ou (仏ウー);
ostinato オスチナート @音形やモチーフが対位法的に画一的に繰り返されて出てくること。舞曲などではリズムを強調するために用いられる。ジャズでいうリフ(riff )もこの一種。A頑固な、しつこい、強情な。
oter オテ 取り去る、脱ぐ。⇔ajouter(仏アジュティ);
otez オテ ...を外せ。
otez les sourdines オテ・レ・スールダン 弱音器を外せ。
ottava オッターヴァ 8度、8音。ottava alta 1オクターブ高くして。
ottavino オッタヴィーノ ピッコロ。
ottoni オットーニ 金管楽器。= a fiato ottoni;
ou あるいは、それとも。=or、ossia、ovvero;
ou ...の場所に、...の時に。
ouateuse ワートユゼ (打楽器などミュートするために)綿で当てものをする。
ouie ウイ 弦楽器の f 字孔(響き孔)。= schallocher;
outer voice アウター・ヴォイス 和音の最低音と最高音。外声。
outre オートル ...の他に、...以外に。en outre しかも、その上。
outro アウトロ intro(前奏)に対する後奏。(アメリカのポップス界で使われる新語);
ouvert(e) ウーヴェール(ヴェルト) @開放弦。A開いた。bouches ouvertes (ハミングしていた口を)開いた口で。
ouverture ウーヴェテュール @開くこと、開始。A序曲。⇔cloiture(仏クロアチュール) 終曲。
ouverture miniature ウーヴェテュール・ミニアテュール 小序曲。
ouverture solenelle ウーヴェテュール・ソレネィユ 大序曲。
oux =a + les;
over dub オーヴァー・ダブ いったん録音した後、別のトラックに録音を重ねること。一人が二種類以上の楽器や声を録音する場合の「かぶせ」をいう。
overtone オーヴァトーン 倍音。
overture オーヴァチューア 序曲。overtura(伊オーヴェルトゥーラ)、ouverture(仏オーヴェチュール)、overture(独オーヴェルテューレ);
ovvero オッヴェーロ あるいは、それとも。=ossia;


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